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★至福のアーユルヴェーダの世界★

★至福のアーユルヴェーダの世界★

日本でも人気が出てきているアーユルヴェーダ。単なるスパと思われている方もいるのではないでしょうか。スリランカでは、病気のときに利用する、身近で頼れるれっきとした医療です。
アーユルヴェーダとは、5,000年以上前にインドで誕生した世界最古の伝統医学です。サンスクリット語で<生命・生気・寿命>を意味する<アーユス>と、<知識・学>を意味する<ヴェーダ>の複合語でまさに<生きる知恵>です。
病気の症状の治療ではなく、身体のバランスが崩れているから病気になるという考え方になります。インドのアーユルヴェーダも基本は同じだが、良質のスパイスやハーブが育ちやすいスリランカの伝統医療が融合され、高い効能が期待されています。

アーユルヴェーダの目的は①治療と②健康維持(予防)の2つ。

その内容は、一般的に想像される「トリートメント(施術)」だけにとどまらず、取った方が良い食材や避けた方が良い食材も含めた食事方法、生活スタイル、各季節での過ごし方、人間が生まれてから死ぬまでのサイクル、もっと大きな話になると、生命の輪廻のタームで「いかに健康に過ごすか」までに至ってきます。
これはアーユルヴェーダは女性向けということではなく、幅広い世代及び性別に捕らわれないということになります。

またアーユルヴェーダで言う「健康の定義」は、(感覚器官を含む)身体、精神と魂が純粋で正常に働くこと、とされています。

★3つのドーシャ★アーユルヴェーダでは、身体と心には3つのエネルギーが存在すると言われており、そのエネルギーをドーシャと呼びます。

●ヴァータ(風)

「風のエネルギー」と言われ、冷たい、乾燥、軽い、不安定、流動的な性質。
生理的役割として「運搬・伝達・循環」などがあげられます。

●ピッタ(火)

「火のエネルギー」と言われ、温かい、やや油性、軽い、鋭い性質。
生理的役割は「消化・代謝・変換」など。

●カパ(水)

「水のエネルギー」。冷たい、油性、重い、安定した性質。
生理的役割は「形成・結合・潤滑」など。

人間は、命が誕生したときに、このドーシャのバランスが決まり、その体質のことを「プラクリティ」と呼んでいます。
この「プラクリティ」は個々が持つ、3 つのエネルギー(ドーシャ)の比重によって、その種類は大きく7 つの種類が存在します。この呼び方は、よりエネルギーが多いものが前者、そのあと、次に多いものが続き「ピッタ・カパの体質」、「ピッタ・ワータの体質」などと分類されます。

3 つのエネルギーを全てが同じくらいのバランスのエネルギーを持っている人は大変稀だと言われ「トリ・ドーシャ」と呼びます。

アーユルヴェーダでは、病気はこのエネルギーのバランスが崩れると起こると言われている為、施術以外にも食事&生活スタイルなど通じて各自の3 つのドーシャのバランスを整えるケアを行います。

そして、この各自のドーシャのバランスを判断するには、ドクターによる診断が必要です。
よって、施術の際にもドクターによる問診が入り、プラクリティの判断と施術メニューをドクターが決定するのが本来のアーユルヴェーダ・トリートメントです。
また「お試し」ということで、セルフチェック表などもありますが、「思い込み」などでチェックしてしまうと、判断が異なり対処法も大きく異なってくる可能性もあり危険です。アーユルヴェーダ・ドクターは「セルフチェックはしないで!」と日々発信しています。

実際に施術ではオイルを使ったトリートメントや食事療法、薬、ヨガ、瞑想などで体のバランスを整えていきます。
人によりドーシャや体調は異なるので、予め決まったコースというのはなく、ドクターとの問診の上その人に合ったトリートメントコースを作成します。その為トリートメントのリクエストがあったとしても、希望通りではなかったり、同行者と違うトリートメントプログラムとなることもございます。

施術にはどのようなものがあるのでしょうか。
アーユルヴェーダというと額にオイルを垂らす「シロダーラ」を思い浮かべる方が殆どですが、アーユルヴェーダの施術メニューは50-60 種類もあると言われており、「シロダーラ」はそのうちの一つでしかありません。

(温めたオイルを額にゆっくりと垂らすトリートメント。)

なお、アーユルヴェーダの流れ(ステップ)は下記のように3 段階に分かれています。「シロダーラ」は①のプレアクティビティに含まれる施術です。
但し、シロダーラは「第3 の目」と言われる大事な部分(チャクラ)を刺激する為、きちんと事前身体のコンディションを整えなくてはいけないと言われており、プレアクティビティでも準備が必要な施術メニューです。より専門的なアーユルヴェーダを提供している施設ほど、シロダーラをいきなり提供する可能性は低いです。
(準備が整っていないタイミングでシロダーラを行うと、効果が得られないばかりか、頭痛が生じたり、気分が悪くなったりすることもあります、アーユルヴェーダリゾートによってはシロダーラは最低でも3~4泊以上と制限をしているところもございます。)
①プレアクティビティ (メイン・アクティビティを受ける為の身体の調整を行う期間)平均、3-7 日は必要
②メインアクティビティ(パンチャカルマと呼ばれ、メインのアクティティー)平均 6-10 日必要
③ポスト・アクテビティ―(メイン・アクティビティを受けたあとの仕上げ。通常の生活に戻る為のフォローアップ)
平均2-3 日

このようにアーユルヴェーダは長期的に行うことが基本となります。旅行会社のツアーでは短期的にアーユルヴェーダを体験していただくことにメインを置いているものが多いです。数日間の滞在でもドクターとの問診やトリートメントプログラムは滞在日数に合わせて組まれていきますので、健康を考えるきっかけとしても如何でしょうか。勿論長期的な滞在も可能ですので、是非お問い合わせください。

たまにお客様より「シロダーラの施術が受けられなかった」と残念がっている声を聞きますが、ドクターが判断したトリートメント・メニューこそがお客様の心・身体の状態や滞在日数を総合的に見て最適なもの、必要とされているもの、となります。
滞在期間を長く取っていただくことで、シロダーラを受けていただく機会も出てきますが、その人のその時の体調によっては他のトリートメントの方がより効果がある、体調的には今は受けるべきなどではないという判断をドクターが考慮してプログラムを組みます。象徴的な施術ではありますが、シロダーラを受けていただくことが出来なかったとしても残念に思わず、「自分にとって最適なトリートメントが受けられた」と思っていただければと幸いです。

アーユルヴェーダの体験(1回)が出来るツアーもございますが、1回ではなかなか効果は実感しづらいかと思います。ドクターの問診がなかったり、予めプログラムが決まってしまっているなどあくまで体験ということをご理解下さい。

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